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😎 エキゾーストマニホールドのスタットボルトが折れた場合の対処方法

 

エキゾーストマニホールドを固定するスタットボルトは、ナットを緩める時にナットが固着して折れる場合が多いです。

 

ガスケット抜けやタービンの故障がなければ、通常は長い期間外すこともありませんので、その間にスタットボルトやナットが熱で伸縮を繰り返すことが固着する原因の一つです。(固着するまでの工程は状況によって変わります)

 

スタットボルトが折れてしまった場合は、状況によって何通りか対処方法があります。

シリンダーヘッドのネジ穴よりスタットボルトが少し出てる場合は ネジザウルス(ペンチみたいな工具)で強引に回して取れる可能性もありますが、シリンダーヘッドのネジ穴よりスタットボルトが中に入っている場合はエキストラクター(逆ネジになったドリル)で対処する必要があります。

 

 

作業

 

 

まずドリルの切り粉がシリンダーの中やタービンのオイルのリターンの穴に入らないようにマスキングテープなどをしっかり張りましょう。

 

次にスタットボルトの中心にセンターポンチでくぼみを付けます。

 

その後、ドリルで穴をあけていきます。

 

 

 

穴をあけるときにいきなりドリルを使うと、中心が定まらずに穴がズレやすいので、なるべくポンチは使用した方が良いです。

ドリルは新品か、ドリル研磨機などで研いだ切れ味の良いドリル刃を使いましょう。ドリルの種類は超鋼ドリルのような堅い素材のドリルが良いです。

エンジンルーム内は狭いので作業しにくいですが、ネジの中心に穴をあけていくことが大切です。

作業に入る前に潤滑剤を吹きかけてしっかり浸透させましょう。 

 

 

穴が開いたらエキストラクターを左回りにまわして、ねじ込んでいきます。

 

エキストラクターがスタットボルトに噛みこんだら、そのままネジを回して外します。

 

 穴を開けたらネジ穴の切り粉は綺麗に取り除きましょう。

 

 

外した後、ネジ穴はタップを立てた方が良いです。

 

 

スタットボルトの先をダブルナットにして取り付ければ完成です。

 

ナットのかじり防止のため、スレットコンパウンドなどを塗りましょう。

 


 

エキゾーストマニホールドを固定しているスタットボルトは噛みこんで取れないことも多々あります。

 

その場合、無理やり回してしまうとエキストラクターが折れてしまう可能性もあるので、スタットボルトが回りそうになければ潤滑剤をしっかり吹き付けて、一日ほど待ってからもう一度回してみます。

 

それでも回らなければネジ穴のぎりぎりまで穴を広げてスタッドボルトが薄くなった所で取り除きます。

 

穴を開けるのを失敗した場合でも、ヘリサート(ねじ山を修復する道具)を使えばネジ穴の修復は可能です。

 

上記の修理方法で一番大事なことは、スタットボルトの真ん中に穴を開けることです。真ん中に穴を開けることによって修理時間や修理内容の対応が変わってきます。

 

エンジンルーム内での作業は、慣れていないとちょっと難しいですね😊

 
 

仕事やサーキットにも使える便利なアイテム」の記事はこちら⇓⇓

 

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