一般的に乗用車のナンバープレートは「3ナンバー」「5ナンバー」どちらかが思い浮かぶと思います。
しかし、ナンバープレートの数字にどういった意味が含まれているかを知らない人も多いと思いますので説明していきたいと思います。
ナンバープレートの数字の意味
「3ナンバー」「5ナンバー」は車両の全長と横幅と全高と排気量の違いによって決まります。
3ナンバーの場合
- 車両の長さが471cm以上
- 車両の横幅が171cm以上
- 車両の排気量が2001cc以上
5ナンバーの場合
- 車両の長さが470cm以下
- 車両の横幅が170cm以下
- 車両の高さが200cm以下
- 車両の排気量が2000cc以下
5ナンバーの方が税金は安い?
「3ナンバー」と「5ナンバー」は排気量で税金が変わってくるだけです。
車の長さが「471cm以上」車の幅が「171cm以上」、長さや幅だけが3ナンバーのサイズで、排気量が2000cc以下の場合は5ナンバーの自動車税と同じです。
上記の排気量が2001cc以上になった場合は自動車税が上がっていきます。
例えば
車の長さが471㎝ | 車の幅171cm | 排気量1501cc~2000cc | 3ナンバー | 自動車税39500円 |
上記と同じ | 上記と同じ | 排気量2001cc~2500cc | 3ナンバー | 自動車税45000円 |
車の長さが4700mm | 車の幅170cm | 排気量1501cc~2000cc | 5ナンバー | 自動車税39500円 |
「3ナンバー」「5ナンバー」を気にするのではなく排気量を気にするべき!
僕が中古車屋をしている時によくありましたが、
もともと、5ナンバーの車両でも社外のエアロパーツをなど付けると3ナンバーになることがあります。
継続車検(排気量は2000cc)を受けに行って、エアロパーツの幅が171cmを超えていると陸運局で3ナンバーに変更して戻ってきます。
上記の場合は幅だけの変更で3ナンバーになっているので自動車税は39500円のままで金額の変更はないです。
5ナンバーの車で排気量が2000ccの車両を2500ccのエンジンに積み替えた場合は、車の長さや幅が5ナンバーサイズでも自動車税は45000円になります。
まとめ
ガソリン車ではなくディーゼル車の場合は、車両の寸法だけでナンバープレートが決まるので、車の長さが470cm、車の幅が170cmで排気量3000ccあったとしても5ナンバーになります。
自動車重量税に関しては、車の重量によって金額が変わるので「3ナンバー」「5ナンバー」の違いで税金が変わってくることはないです。
排気量が2000cc以下で車の長さや幅だけが3ナンバーの場合は5ナンバーと税金が変わらないので、2000cc以下であれば車のサイズを気にする必要はないですね!
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