青のスポーツカー

シルビアや180SXでドリフトをするためのアライメントの方向性とアライメントをする前の準備

街乗りをする場合とスポーツ走行やサーキットなどで走行する場合のアライメントの方向性はかなり違います。

街乗りをする場合は、タイヤの変摩耗を抑えることや車をまっすぐ走らすことが目的にをなりますがスポーツ走行やサーキットをする場合、車を自分の思うような動きにすることが目的になると思います。

アライメントの数値を変えることによって車の動きも変わってきます。

トーやキャンバーを変えた場合に車がどのように動くのか理解できれば今まで以上に運転することが面白くなると思いますよ。

アライメントをする前にどのような準備をすればいい?

 

◎ タイヤを前後左右に動かしてハブベアリングやブッシュ(ピロ)のガタのチェック。

◎ 新品か、なるべく新品に近いタイヤでアライメントをした方が良いです。

◎ タイヤの空気圧の調整。

◎ ブッシュのねじれを取るために1Gをかけてアームのネジを締めなおします。

・フロントロアアーム
・リアロアアーム
・トーコントロールアーム
・キャンバーアーム
・トラクションロッド

1Gをかけてアームのネジを締めなおすだけで足回りの動きがかなり良くなりますよ!

 

◎ 車両の下回りの清掃

下回りがオイルまみれではアライメントをする人のやる気が出ません(笑)

 

ドリフトをするのに適しているアライメントの数値は?

 

車両の仕様や運転する人によって最適な足回りのセッティングは違うので、「これが正しいアライメントです」とは言えませんが お店でお客様に進めていたアライメントのデーターを書いていきます。

 

基準となる車両のスペックが無いと分かりにくいので、おおまかな車両の基準を設定しておきます。

 


車両の基準

 

BLITZ DAMPER  ZZ-R車高調、 機械式デフ(2WAY)、 強化タイロッドでの切れ角UP(ナックルはノーマル)、 調整式テンションロッド、 調整式キャンバーアーム、 調整式トーコントロールアーム、 リアメンバーカラー

 

タイヤ

フロント 「NEOVA AD08R 215/40R17」

リヤ 「FEDERAL  SS595  235/45R17」

 

馬力は350PS前後

 


 

車高調の減衰力調整は「フロント25段前後 リヤ22段前後」

 

車高の高さは「最低地上高が確保できるぐらい」

 

前後車高のバランスはフレームの前方と後方を基準にして「平行かフロントが少し上がっている状態」

 フロントの車高をリヤより下げるとカウンターを当てる時ハンドルが引っ掛かる感じになるのでスピンしやすくなります。

試しにフロントの車高をリヤより極端に落としてみてはどうでしょうか、止まっている状態でハンドルを左に動かして右に戻す時に引っ掛かり感が強くなっているのが分かると思います。一度体験してみるのもいいかもしれませんね!


デフに関しては1WAYの場合、ドリフト中アクセルを抜いた時に減速感が強いので扱いにくいかもしれません、2WAYのデフでクラッチを切って減速させるテクニックを使用した方がコントロールしやすいと思います。

 

強化タイロッドを入れると切れ角アップも同時にできます。

しかしフルカウンターのときにハンドルが引っかかってしまう症状も出るのでロアアームのストッパーの加工,調整(S13系)やナックルの側の加工、調整(S14、S15)が必要になってきます。

 

調整式トーコントロールアームはリヤのトーを調整できます。

調整式キャンバーアームはキャンバーの角度を調整できます。

調整式トーコントロールアームを入れた場合、調整式トーコントロールアームが矢印のカラーに当たってアームが曲がってくるのでカラーを削る必要があります。

 


アライメントのデーター

 

フロント

「キャンバー・-2度30分」

「キャスター・7度50分」

「トー ・ アウト5mm(右2.5mm・左2.5mm)」

 

リヤ

「キャンバー・-1度30分」

「トー・イン3mm(右1.5mm・左1.5mm)(13系)」

「トー・0mm(S14・S15)」

 


フロントのトーイン トーアウト

トーインの方向にしていくとハンドルを切った時の車の反応が良くなるので車の動きも早くなります。ドリフトをする場合は車の動きが速くなりすぎるのでスピンする確率が高いと思います。

トーアウトの方向にしていくとハンドルを切った時の車の反応は鈍くなりますがドリフト中の動きはゆっくり動くイメージでドリフト中のコントロールはしやすいです。

「トー ・ アウト5mm」ぐらいに設定して車の反応が鈍いなーと思う場合、トーインの方向にしていけば車両のコントロールがしやすくなりますし、まだ車の動きが速くてスピンする確率が高い場合は少しずつトーアウトの方向にしていきます。

 

リアのトーイン トーアウト

S13系の場合 トーインの方向にすることでドリフト中、アクセルを踏んでいる時は横に流れず前に進みやすくなります。 ただトーインがきついと雨の日はスピンしやすいです。

トーアウト方向にすると直線でふらふらするのでお勧めしません。 雨の日のドリフトはスピンしにくくなる方向です。

S14 S15の場合 トーイン方向ににするとドリフト中、車が巻いてくる感じが強くなるのでスピンしやすいです。「トー・0mm」か、すこしアウトぐらいが乗りやすいと思います。

 

キャスター

キャスター角度を付ける方向にするとドリフト中、車の動きがゆっくりになるイメージで角度が付けやすくコントロールもしやすくなります。

「キャスター・7度50分」ぐらいに設定すると、ハンドルを切った時の車の反応は鈍くなりますが直進安定性は良くなります。

直進している状態からハンドルを切った場合ワンテンポ遅れて車が動く感じで曲がっていきます。

 

フロントキャンバー

フロントキャンバーの角度を付けることによって車のフロントの入りが良くなる(ハンドルを切れば切るほど曲がっていくイメージ)ので、ある程度付けた方が乗りやすいです。

ただキャンバーを付けすぎるとフロントが入りやすいぶん、車の動きが速くなってスピンしやすいです。

 

リヤキャンバー

リヤキャンバーは 0度付近にしてしまうと直線でふらふらしますし ハンドルをきったときにリヤタイヤの動く感覚が分かりにくいのでキャンバーはある程度付けておいた方が乗りやすいです。

キャンバーの角度を付ければ踏ん張り感が出て車のコントロールがしやすいですが、あまり角度を付けてしまうとタイヤの片べりがひどくなります。

 

減衰調整

タイヤとのマッチングもありますが減衰を固くするとタイヤのリップ力が上がるイメージでやわらかくするとタイヤのリップ力が下がるイメージです。

S14.15でドリフト中に巻いてくる車両は、フロントの減衰をやわらかくすると巻きにくい方向になります。

 

調整式トラクションロッド

リヤのトラクションロッドを短くした場合、晴れの日は車が前に進む方向なので良いですが雨の日にスピンしやすくなります。他のアームとのバランスを考えて純正よりちょっと長いぐらいが乗りやすいです。

 


 

トー調整をする場合、助手席側でハンドルを右にいっぱい切ります。タイロッドエンド側のナットを緩める場合はモンキーを上から下におろします。タイロッド本体はモンキーを上から下におろすとトーインの方向、下から上にあげるとトーアウトの方向です。

タイロッドエンドとタイロッドの同じ位置にマーカーペンで印を付けるとタイロッドをどれだけ動かしたかわかりやすいです。

タイロッドを回すときの注意点は、タイロッドエンドの先がボールジョイントになっているのでタイロッドをまわしたときに少しだけまわした方向にタイロッドエンドが移動します、タイロッドをまわしたと思ってもタイロッドエンドの角度が変わっただけになるので注意が必要です。

もう一つはラックブーツとタイロッドの接点の抵抗が大きい時です。その状態でタイロッドを回してもラックブーツが元の位置に戻そうとするので実際はタイロッドを回せてないことが多いです。

タイヤとフェンダーの隙間から作業をする必要があるので見にくいですが、作業をするときはタイロッドを目で見ながらまわしていった方が良いと思います。

  ・タイロッドを下から上に半回転まわすとトーアウトに3mm前後動きます。

・タイロッドを上から下に半回転回すとトーイン3mm前後動きます。

・サーキットで試す場合、3本ぐらい走行してからトーを変更した方が分かりやすいと思います。

・初めてトーを調整する場合はは3mm位どちらかに動かした方が車の動きが分かりやすいと思います。

・トーイン方向に動かす時は車の動きが速くなるので注意してください。

 

キャスターは立てる方向にはしないと思うのでタイヤとバンパーの隙間の間隔でキャスター角を決めていく方向です。

車高やフロントバンパーにもよりますがキャスター角が8度をこえてくるとフロントバンパーにタイヤが干渉する可能性があります。

 

フロントキャンバーを付ける場合は前後のタイヤのバランスが大切になってきます。

たとえば、記事に記入している基準のリヤタイヤを「FEDERAL  SS595  235/45R17」から「NEOVA AD08R 255/40R17」に変更した場合にリアのグリップが上がることによってフロントキャンバー角「-2度30分」ではフロントは入りにくくなります。

フロントは入りをよくするには「-5度30分」ぐらいに変更する必要があります。

記事に記入している基準のままでフロントキャンバー角「-5度30分」にすると、ハンドルを入れた瞬間にスピンすると思います。

 


目線の重要性
直線の長いストレートからコーナーを曲がるときに勢いがなくてドリフトが止まったり、勢いがありすぎてコーナーを飛び出してしまったりする場合は目線を適切な場所にもっていくことによって失敗する確率が大幅に減ります。
まず目印を作ることが必要になります。コーナーの外側、奥にあるスポンジバリアや看板などを目印にすればいいと思います。

距離感を保つためにドリフトのきっかけを作る手前からクリップを取る手前までは目印から目を離さないようにしましょう。

これだけで失敗する確率が大幅に減ります。

ドリフトのきっかけを作る時やドリフト中に目の前の道路やサイド(壁)に目が行ってしまうとコーナーまでの距離感がなくなるのでコーナーの手前でドリフトが終わてしまったり、コーナーから飛び出してしまったりしやすいです。

 

条件にもよりますがコナーのクリップ付近を目印にするとラインが小さくなってドリフトが続かなくなる可能性が高くなるかもしれません。

自分の目線よりちょっと上に目印をつけると全体が見えやすいですよ。

ただ直線の距離やコーナーの位置関係でベストな目線の位置は変わってくるので自分なりの良い場所を見つけてくださいね!

 

まとめ

 

調整していく順番としては、トー調整からチャレンジして車の動きがどう変化するか理解してからキャンバーや減衰を調整していった方がいいと思います。

一定の期間、同じタイヤをはいて車両の条件を変えないことがポイントです。

リヤタイヤは自分のレベルにあったタイヤを選べばいいと思いますがフロントタイヤはネオバぐらいのグレードのタイヤを装着した方が良いですね。

基準となるアライメントを取っておけば、サーキットでトーやキャンバーを調整して現状が分からなくなってもアライメントをとれば基準に戻れます。

理想の足回りにするために頑張ってみてはどうでしょうか😊

 
 

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