ウォーターポンプと ローテンプサーモスタット交換!故障の症状は?

 

😎 シルビア 180SX

 

ニスモさんのローテンプサーモに交換です。

ニスモのSR20用のローテンプサーモは、サーモスタットが開く水温の温度が62℃からで純正サーモスタットより早く開きます。ラジエターの温度が低い時点でサーモを開かせることによって、サーキットなどの スポーツ走行で水温を安定させて水温の上昇を抑えます。

水温を安定させるには、もちろん大容量のラジエーターと一緒に使用する必要がありますが、サーモスタットの開弁温度を純正より低くすることによって、ラジエターの温度が下がりエンジンルーム内の吸入温度も下がるためエンジンのパワーも出やすいです。

作業

 

まず、ラジエター廻りを外していきます。

 

 

ラジエターが外れたら、3本ネジを取って矢印のウォ―ターインレットを外します。

 

 

サーモを外してまわりを綺麗にしていきます。

 

 

サーモを装着してウォ―ターインレットを取り付ける時に、サーモスタットがエンジンから外れやすいので、液体パッキンを左右にちょっと塗ったほうが良いと思います。

 

 

サーモスタットを取り付ける時は、矢印のジグルバルを上にして取り付けます。

 

 

 
サーモスタットのエア抜きの穴をを閉じる役割をしているのがジグルバルです。

クーラントがエンジンやラジエターの中に満たされて、エア抜きができると、ジグルバルブが浮いてクーラントの流れによりエア抜きの穴の通路を閉じて、クーラントがラジエータの方に流れるのを止めることによって暖気運転の時間を短くしています。

 

 

あとは、ウォ―ターインレットを取り付けて完了です。

 

取り付けたあと、ウォ―ターインレットの下側、矢印のあたりを手で触ってみてサーモスタットが脱落していないか確認した方が良いです。

 

サーモスタットが脱落していると、取り付けたウォ―ターインレットとエンジンの間に隙間ができるので、手で触るとすぐにわかると思います。

 

サーモスタットを取り付けた後の注意点は、点火時期を測定するときに水温が低いため、エンジン回転数を規定値まで落とせないのでラジエターとコンデンサーの間にダンボールなどを入れて水温を上げてから測定する必要があります。

 

 サーモスタットが純正の場合、診断機で水温を測ると暖機運転後の水温は83℃前後です。

 

寒い時期にオーバークール気味になる車両は65度開弁と71度開弁を選択できるBILLIONさんのスーパーサーモがおすすめです。

 
 
 

 

ウォーターポンプ交換

 

 

ラジエターとカップリングファンを取り外すとウォーターポンプが見えてきます。ネジを6本取ってウォーターポンプを外します。

 

 カップリングファンを取り外すときは、ネジの間にドライバーなどを入れるとカップリングファンを固定できるので外しやすいです。

 

 

ウォーターポンプを外すと大量にクーラント液が出てきますので注意が必要です。

 

 

ウォーターポンプまわりを綺麗にして、新品のウオーターポンプを取り付けていけば完成です。

 

 

ウォーターポンプが故障するときは、矢印の穴からクーラント液が出てきたり、異音が鳴ったりします。

 

エンジンをかける時や止める時にキュッやキーンと音がしたり、矢印の穴の周りにクーラントが漏れて乾いた跡がある場合は早めに交換した方が良いです。

 

ウォーターポンプを長い期間、交換したことの無さそうな車両は、一度確認してみてもいいかもしれませんね😊

 
 

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