燃料ポンプ交換 シルビア&180SX

B!

 

😎 シルビア(S13 PS13)180SX(RS13 RPS13)

 

大容量燃料ポンプはブーストアップやタービン交換などチューニングする為には必要なパーツです。チューニングではなくてもシルビア・180SX・スカイラインなどは新車からかなり年数がたっていますので、交換したことのない車両は故障する前に交換しておきたいパーツです。

純正ポンプ定価で45000円前後(H29年時点)ほどしますので、大容量燃料ポンプの方が安く購入できますしどうせなら大容量ポンプに交換した方がお得感はあります。

 

大容量燃料ポンプは各メーカーから出ていますが、よく購入した燃料ポンプはニスモさんの大容量燃料ポンプとワルボロさんの大容量燃料ポンプです。

 

ニスモ大容量ポンプ

 

 

ニスモの燃料ポンプの取り付けにはドリルとパイプを切断する道具が必要。配線の取り付けは純正と同じ。

 

ニスモ 燃料ポンプを取り付けた場合、ポンプの作動音が大きいのでエンジンが動いている時は、車内にミーンというモーター音が響きます。

 


 

ワルボロ大容量燃料ポンプ

 

ワルボロ大容量ポンプの取り付けに加工は必要ないですが、ホースバンドや耐ガソリン性のタイラップなどで固定する必要があります。

 

配線の加工は必要で圧着端子も入っていますが、直接ポンプの土台に配線をハンダしたほうがトラブルは少ないです。

 

ワルボロの大容量ポンプ取り付けた場合、ポンプの作動音は小さいので作動音は聞こえにくいです

 


 

作業の順序&注意点

 

 

風通しの良い場所での作業しましょう。
※ガソリンを扱う作業ですので火気は厳禁  静電気などの帯電にも気をつけて引火の要因を取り除いてからの作業!

取り付けは認証工場のチューニング屋さんや整備工場に依頼しましょう。

 

 

トランク右側に燃料ポンプがあります。

 

  ガソリンはできるだけ減らしてからの方が作業はしやすいです。

 

 

まず、燃料ホースをとる前にIN側かOUT側のどちらかのホースとパイプにマーキングをしましょう。

(ポンプを交換した後、取り付ける時にホースの位置を間違わないようにする為。)

 

燃料ホースを外す前に潤滑剤を塗ったほうがスムーズに取れやすいです。

 

普通のプライヤー等でホースをつかむとホースが傷みやすいので、ホースプライヤーを使用するか無ければノーズプライヤー等でポンプの土台をテコにしてホースの端を押し出す感じで外すとホースにキズが付きにくいです。

 

  ホースを外した時に多少燃料が噴出す可能性あるのであるので、ガソリンの圧が抜けてきってないことを想定してホースをウエスで覆った方が良いでしょう。

 

 

燃料タンクに圧がかかっている可能性が高いので燃料ホースを外す前に燃料油キャップを必ず外しましょう。

燃料ホースは圧がかかっているので、燃料ポンプのヒューズを抜いてセルスターターを回してクランキング。燃圧を開放してない場合、ガソリンが噴出すので注意!

 

 

燃料ポンプの土台を引き出す時に、ポンプのストレーナー部分からガソリンが漏れ出すので注意が必要です。新聞紙やウエスなどで受けましょう。

 

 

 

プラスドライバーでプラスとマイナスの線を外して、次にパイプと純正燃料ポンプをつなぐ燃料ホースを取りますが、パイプと純正燃料ポンプをつなぐホースが固着して取りにくい場合があります。

 

社外の新品ポンプに交換する場合は純正ポンプとパイプの間の燃料ホースは使用しない前提でカーターナイフで縦に切れ目をいれると、燃料ホースは外しやすいです。

(新品であればパイプと燃料ポンプをつなぐ間の燃料ホースは付属してます。)

 

 

燃料ポンプ側のパイプは樹脂でできていますので、ホースが固着している場合強引に取ろうとすると樹脂パイプの部分が割れる可能性があります。(別の機会に燃料ポンプを再利用する場合)

プラス側とマイナス側のネジが固着している場合もあります。ネジ自体小さいのとネジの取り付ける鉄板が薄いのでドライバーを回す時に力が逃げやすい為、ねじの溝に合った寸法のドライバーを使用しましょう。

 

 

  燃料ポンプの配線を取り付ける時は+-を確認

 

 

後は取り外した要領でポンプの土台を装着していきます。

 

燃料ゲージが燃料タンク内の仕切りに引っ掛からないように装着する時に気を付けてください、燃料ゲージが引っ掛かるとスピードメーターの燃料ゲージが一番下になったり上になったりします。

 

燃料タンクと燃料ポンプ土台の間のゴムパッキンの位置の確認しましょう。

(パッキンにガソリンが付くとすぐに伸びるので注意が必要!)

 

ホースを取り付けるときに潤滑剤を塗りましょう。

 

IN側とOUT側のホース取り付けに気をつけましょう。

(写真右側のパイプが燃料ポンプからエンジンに向かうホース。 写真左側のパイプがエンジンから燃料タンクへ帰ってくるホース。)

 

ポンプを取り付けた後は作動テスト!

 

最後にガソリンの漏れを確認!

 

 

チューニングの方向性やポンプの作動音の大小もあります。大容量燃料ポンプ選びは、取り付けの出来るショップに相談した方が良いと思います。

ガソリンを扱うので取り付けは、認証工場を持っているチューニング屋さんか整備工場に依頼しましょう。

 


 

まとめ
ニスモ大容量ポンプの場合

付属のパーツを取り付けたりパイプをカットする必要はありますが、純正のようにしっかり固定されますのでホースバンドや耐ガソリン性のタイラップなどで固定する必要は無いです。

ニスモ燃料ポンプは作動音が大きいのでサーキット走行が多い人や音の雰囲気を楽しみたい人に向いていると思います。


ワルボロ大容量ポンプの場合

配線の加工が必要です。圧着端子が付属していて配線同士をつなぐ方法もありますが、直接ポンプの土台に配線をハンダで取り付けたほうがトラブルは少ないと思います。

純正と同じようにポンプと土台は固定されますが、純正のようにしっかり固定は出来ませんのでホースバンドや耐ガソリン性のタイラップなどで固定します。

WALBRO大容量燃料ポンプは作動音が小さいので、町乗りが多い人やエンジンのチューニングをしても快適に乗りたい人に向いていると思います。


他の大容量燃料ポンプで、クスコ (CUSCO) が販売している大容量燃料ポンプは、容量 255L/hと容量 320L/hがあってエンジンのチューニングの度合いによって選択できるのが良いですね。

取り付け方はWALBRO大容量燃料ポンプと同じです。

 

整備や会社のイベントの時の書類の持ち運びに大活躍‼ 1台2役書類ケース付きバインダーを紹介中⇩⇩

 

出来る営業マンは持っている! 1歩差の付く使えるアイテム。おすすめのA4多機能バインダー⇩⇩

最新の記事はこちらから